田舎暮らしでも生ごみの処理は相当に頭を悩ます問題の一つです。
生ごみの匂いや虫、、、、。
田舎暮らしでは生ごみの処理はコンポストを使用している家庭も多いと思いますが、コンポストを使用しても田舎ならではの悩みがあるんですね。
それは、野生動物です。
生ごみを求めてどこからかやってくる野生動物との戦いは、まさにイタチごっこ。
生ごみの処理と野生動物との戦いでひらめいた方法を紹介しますね!
生ごみを土に埋めて処理
私の家では生ごみ処理にコンポストを使用しています。
畑の隅に穴を掘り、コンポストを設置しています。
コンポストもしっかりと管理しないと夏場は虫が湧いたりと結構なストレスです。
そしてもう一つ田舎ならではの悩みがあります。
それは、野生動物との戦い。
コンポストの周囲の土を掘り、コンポストの中の生ごみを漁りに出没するのです。
しかも、野生動物はコンポストの周囲の土を掘る時の勢いが凄まじく、周囲に植えてある野菜に土が飛び散って、とても汚らしい状態になることもとても嫌でした。
ちなみに、生ごみを漁りに来る野生動物はタヌキと思われます。
そんなこともあり、今年の夏は虫が湧くことに嫌気がさし、また野生動物のイタズラにストレスを感じてしまい、コンポストの使用を辞めることにしました。
さて、どうしたものかと思い、生ごみを捨てる度に畑に直接穴を掘って埋めてみることに。
しかし、野生動物は臭いでわかるんですね。
生ごみを埋めた場所はしっかりとバレて、掘られてしまいました。
しかも、周囲の野菜に土を飛び散らしながら、、、。
イタチごっこ、と言うよりも野生動物の方が上手を行ってます。
結局、生ごみ処理はコンポストに戻すことにしました。
それでも、コンポストの周囲から土を掘り起こして、コンポストの中に侵入されてしまいました。
「もうお手上げ」、、、半ば諦めました。
そんな時に庭の柚子の木に実っていた柚子を収穫しました。
この柚子の木は私の母親が種から育てた柚子の木です。
「桃栗8年、柚子の馬鹿野郎!18年」ということわざがありますが、18年まではかかっていませんが14・5年かけてようやく実った貴重な柚子の木です。
ゆずの木は鋭い棘があり、収穫も大変な作業です。
柚子を収穫しながらヒラメキました!
コンポストの穴を掘られた場所にこの鋭い棘のある柚子の枝を置いてみたらどうか?と。
早速、試してみました。
結果、効果覿面!
柚子の鋭い棘は、野生動物でも痛かったようでそれ以後、コンポストの生ごみ漁りに野生動物は現れなくなりました!
このようにして生ごみの処理は畑の隅にコンポストを設置して処理する方法に結局は戻った感じです。
夏場の虫が湧いてしまうことの対策は、生ごみと米ぬかを交互に入れることで解消することにしました。
米ぬかはコイン精米所で精米をした際に米袋一杯に持ち帰っています。
生ごみ処理のストレスをなくす方法
タヌキやキツネ、ハクビシンなど、生ごみを漁りにやってくる野生動物の対処法は鋭い棘のある柚子の木の枝で撃退することに成功しました。
ある日のこと、お隣の方との会話の中で生ごみの処理が話題に上がりました。
お隣さんは私よりも30歳近く年上のベテランの主婦でなのですが。
その方は、生ごみは畑の軽く穴を掘り、その中に生ごみを捨てるとのこと。
生ごみを捨てたら土をかけずに、そのままの状態で放置するそうです。
土を被せずにそのまま放置しておけば野生の動物が食べてくれるので、それでOKなんだとか!
さすがに夏場は臭いや虫も気になるので、殺虫剤で対応しているとのこと。
わざわざ土をかけるなんてことはせずに、堂々と野生動物に生ごみを食べて下さいと言わんばかりに、放置しておけばいいと言います。
生ごみは野生動物が食べて処理してくれるので、それでいいという考え方なんですね。
なるほど~、そんな考え方もあったのかとつくづく感心。
自然のサイクルに沿った考え方ですね。
生ごみは野生動物に食べてもらって処理すればいいという単純な考え方。
土を掛けたりするから、掘り散らされてて汚くなるとも言われました。
なるほど、一理ありますね!
そのお隣さんのベテラン主婦曰く、「田舎は本当にお金がかからなくていいわ!」とご満悦そうでした。
でも、でも、なんですが、やっぱり私は野生動物に生ごみを食べに来られることは避けて通りたい!
そう思っているので、今後も田舎暮らしでの野生動物との戦いは続くと思っています。
そして、鋭い棘の柚子の木の枝で野生動物と闘いたいと思っています。
人によって考え方の違いはありますが、敢えて野生動物と闘わないで共存することを望めば、田舎暮らしの生ごみ処理にストレスは感じなくなることでしょう。
現在のところ、私は野生動物と闘っていく姿勢に変わりはありません。
柚子の木の枝で戦い続けます!
生ごみの臭い対策
生ごみの臭い対策も厄介な所ですね。
私は生ごみの臭いと虫の対策に米ぬかを使うようにしました。
生ごみをコンポストの中に捨てたらその上から薄っすらと米ぬかを振りかけて蓋をします。
完全に臭いが出なくなることはありませんが、かなり効果は出ていると感じています。
また、米ぬかを振りかけることで生ごみの発酵も進むようです。
ホームセンターなどで生ごみ処理用のEM菌も売られていますが、米ぬかを手軽に入手出来ない場合は、それらを利用するのも生ごみの臭い対策にはいいと思います。
生ごみの処理は田舎暮らしでもそれなりに大変な部分があります。
色々と試した結果、私はコンポストと米ぬか、そして柚子の木の棘の枝で処理をしていく方法に辿り着きました。
今後もこの方法でいこうと思っています。
最後に、コンポストで出来上がった堆肥の効果は凄いです!
野菜の育ち方の勢いがハンパないです!
私は野生動物との共存にはちょっと引いてしまいますが、生ごみを上手く循環させながら自然との共存していけたらと思ってます。
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