ペチュニアの育て方種からでも簡単、摘心と切り戻しのタイミングも紹介！

真夏のガーデニングに欠かせない花がペチュニア。

ペチュニアは夏の暑さにも負けずに、次々と可愛らしい花を咲かせてくれます。

そんな夏のガーデニングに欠かせないペチュニアを、今年は種から育ててみました。

ペチュニアの種はとても小さくて、種から育てるのは難しそうに思っていましたが、基本的なことさえ守れば、意外と種からでも簡単に育てられることがわかりました。

今回は、ペチュニアの種から育てる方法を紹介します。

ペチュニアの種播きの時期

ペチュニアの種播きの時期は、発芽適温が２２度と高めなので４月～５月が適期とされています。

遅霜の恐れがある時は、室内で管理します。

ペチュニアの種はとても小さいので、種まきが難しく感じられてしまいますが、もともとペチュニアは発芽率が高いので、基本的なことを守れば初心者で簡単に種からペチュニアを育てることが出来ます。

ペチュニアの種を播く時は、清潔な用土に播きます。

清潔な用土と言っても難しく考える必要はなく、市販されているプランターの土で十分です。

ただ、一度使用しプランターの土を種まき用に使い回しはしないこと。

必ず新しい土を使用します。

種播きには、浅めの鉢を使用します。

私は、豆腐のパックを再利用しました。

豆腐のパックにの底に尖ったもので水抜き用の穴を開けます。

豆腐のパックにプランターの土を入れてたっぷりと水をかけて土を湿らせます。

ペチュニアの種を重ならないように播いていき、薄めに土をかぶせます。

１０日程度で発芽しますが、それまでは土を乾かさないように小まめにチェックしておきます。

種自体がとても小さいので、最初に出る双葉もとても小さいです。

あまりに小さいので、本当に育つのか心配になるほどですが、この小さな苗は乾燥さえさせなければすくすくと育っていくので、小まめに水やりをしていきましょう。

本葉が３枚から４枚ほどでてきたらプランターなどに植え替えをします。

とても小さい苗だったのですが、プランター全体を覆うほど大きく育ちました。

あんなに小さな種が、こんなに奇麗な花を咲かせてくれるまでの過程を見ていくのも楽しいものです。

ペチュニアを種から育てる場合は、種まきに清潔な用土を使用すること、種を播いたら発芽するまでは湿った状態を保つ、本葉が出たら定植する。

このポイントさえ押さえておくと、ほぼ失敗することなくペチュニアを育てることができます。

ペチュニアを種から育てることにハードルの高さを感じてしまいそうですが、是非、チャレンジしてみて下さい。

水やりと肥料

ペチュニアは開花時期が長期間に渡るので、肥料が欠かせません。

１０日に一回ほど液肥を与えると良いです。

忘れてしまいそうな場合は、挿すタイプの液肥をやっておくと良いでしょう。

水やりは、土が乾いてからたっぷりと与えます。

夏場は、高温によって土も乾きやすくなるので、朝と夕方の２回の水やりを行いましょう。

また、ペチュニアは雨に当たると傷む性質があるので、雨が降りそうな場合あは軒下に移動させておくと良いです。

摘心と切り戻しと花柄摘み

次から次へと休まずにたくさんの花を咲かせてくれるペチュニア。

一見するとほったらかしでも、きちんと育ってくれるイメージがありますね。

しかし、ペチュニアはほったらかしにすると、間伸びしてしまい花付きもまばらになってしまい、みすぼらしくなってしまいます。

また、こんもりと花を咲かせるには摘心が必要となります。

ペチュニアに摘心は植え付けの２週間後くらいに、真ん中の茎の先端部分の芽を切ってしまいます。

先端の芽を切り落とすことで、脇芽がたくさん伸びてきてペチュニアの形がこんもりとまとまるように成長します。

ペチュニアの切り戻しは、花が咲いている時に全体の長さが１０センチになるくらいに切ります。

特に夏場に切り戻しをおこなっておくと、秋にはまたたくさんの花が咲くようになります。

もし、ペチュニアの枝が間伸びしてどうしようもない状態になった場合は、思い切って半分から茎元まで切り戻すと良いですよ。

また、ペチュニアを育てる上で欠かせないのが花柄摘みです。

ペチュニアの花が終わった後の花柄には種が出来ます。

種が出来ると株の寿命も縮んでしまいますし、何より花柄をそのままにしておくと見た目もきれいじゃなくなります。

長くペチュニアを楽しむためには花柄摘みは欠かせない毎日の作業となります。

ペチュニアの花言葉

最後にペチュニアの花言葉を紹介します。

「あなたと一緒なら心が和らぐ」

「心のやすらぎ」

夏の暑さにも負けることなく、堂々と咲くペチュニア。

そんなペチュニアを見るとなんとなく、安心するような気持になれるは、こんな花言葉の力があるからでしょうか？

やっぱり花っていいものですね。

ペチュニアの基本情報

• 科・属　　ナス科　　ペチュニア属
• 原産国　　南アメリカ　中東部亜熱帯
• 一年草

まとめ

ペチュニアを種から育てる方法を紹介しました。

自分で種から育てると言うのは花に限らず野菜でもそうですが、たとえ生育不十分になったとしても、とても愛おしく感じられるものです。

機会があったら是非、ペチュニアを種から育ててみませんか？