裏庭に大きな朴ノ木が2本ある。
私が朴ノ葉が好きで、小さな苗木を山から引き抜いて植えたもの。
朴ノ木の葉っぱの香りや大きな葉っぱの形が何とも私好みなのだ。
春先に芽吹いた朴ノ木の葉っぱは、5月の丹戸の節句の柏餅の葉っぱに使う。
コメ粉で生地を作り、あんこをはさんで朴ノ木の葉っぱに包んで蒸した柏餅。
白いコメ粉の生地からかすかにあんこが流れ出てくることもあるけれど、朴ノ木の葉っぱの香りは何とも言えない大自然の匂いがする。
夏は、大きな朴ノ木の葉っぱをお皿に見立て、素麺やざるそばを盛ってみる。
そんな使い方がしたくて、朴ノ木を裏庭に植えたのだ。
しかし、朴ノ木は思いのほか成長が早く、瞬く間に大木化してしまった。
また、朴ノ木の大きな葉っぱの落ち葉もなかなか片付けるのに手間がかかる。
そこで、朴ノ木を剪定することになった。
剪定した朴ノ木は、キノコの原木として利用できないか調べたところ、なめこやヒラタケとの相性が良いとわかり、早速ホームセンターでヒラタケとなめこの駒菌を購入。
朴ノ木の原木にドリルで穴を開け、駒を植菌した。
生まれて初めて50を過ぎて、ドリルと言うものを使った。
機械なのでケガだけは注意しながらの作業だったが、思った以上に簡単に穴を開けることが出来た。
何事も経験だなと実感。
今年植菌したヒラタケとなめこは、早くて今年の秋に収穫が見込めそう。
本来は植菌して二夏を越した秋が一番の最盛期だという。
恐らく今年の夏も恐ろしいくらいの猛暑が想像できるけれど、その猛暑を乗り越えたらの楽しみが一つ出来た。
気が早いけど、秋が待ち遠しい。
それとは裏腹に春はあまり早く来て欲しくないと思っている。
なぜなら春が来てしまうと、庭や畑仕事でせわしなくなるから。
もう少しのんびりしたいなと思うから。
私は庭や畑仕事をするようになってから、冬と言う季節が好きになったのだ。


コメント